やっと終業式

近隣の中学よりも遅く、小学校並みの日程で、ようやく終業式が来ました。長かった1学期もようやく終了です。
ところが、この終業式の日がまた目が回りそうな日だったりします。
まずは、式場準備。今回「第2会場をつくるので、放送が入るようにしてほしいんやけど」との生徒指導部からの要請。頭髪違反の生徒を集めて話をするけど、式はきちんとやりたいらしいです。まぁ、ウチの学校の現状です。で、「できない」という言葉を吐くのはどうしてもイヤなタイプなので、「いいよ〜」とできるあてもないのに返事してしまいます。方法は、返事したあとに考えるタイプなんです。さて、FMトランスミッターで飛ばそうか、ワイアレスマイクで拾おうか、それとも…。思案した結果、最も派手なやり方にしました。第1会場のミキサーからrec outで拾ってケーブルを伸ばして、アンプにつないで臨時のスピーカーを慣らすというやりかたです。
方法が決まったら、あとはケーブルの引き回しだけです。放送部員とワイワイ言いながらげた箱よじ登ったり、ウォータークーらによじ登ったり。こういう時が一番楽しいですね。
無事終業式が終わったら、ケーブルなんかをテシューウ。
ホッと一息ついたら、次は「赤点者指導」です。生徒一人一人に「なぜ赤点を取ったか」「2学期に向けてどうするか」なんていうことを分析して課題を与えるという。しかし、んなめんどーなこと…。生徒はみんなわかっています。勉強しなかったから赤点を取ったんです。なので、わたしの指導は「わかってるな」「うん」でおしまいです。まぁ、コミュニケーションの場だし、ふだんはでかい顔をしてサボりまくっている子が、ちっとは神妙な顔をして来るので、「そんな顔を見るのもいいか」みたいな時間ですね。
で、昼ご飯を急いで食べたあとは、2学期にある文化祭の演劇をやるクラス向けの「音響講習会」です。音響さんがプランを練るのに、なにができるかわからないのではどうしようもないので、やるわけなんですけど、ここでやる意味すらわかっていないのではないかという気がするのがちょっとむなしいひとときです。
てな感じで、走り回ったら、半日で2kg体重が減。ま、どうせその分ビールをたくさん飲むことになるからあんまり関係ないと思いますけど(笑)。