パレード行ってきました

この間の玖伊屋、ちょっと先に帰らなくちゃならなかったので、カギ締めをY子ちゃんに頼みました。そのカギの受け渡しを兼ねて、パレードに行くことにしました。
阪急河原町で待ちあわせ。車中でカギの受け渡しが終わったので、ほとんど用事は済んだんですが、まぁせっかくなのでそのままパレードに行こうかと。ちょうどお昼は梅田だったので、定番の「新梅田食堂街」に突入。立ち飲みで軽くひっかけるのはいつものことです。で、Y子ちゃんと二人で、入ってきた人を見ては「あの人、MTFっぽい」とか、「連れの人、実はFTMやったりして」とか、しょーもないネタで盛りあがっていました。いや、最近、ちょっと背の高い美人を見ると、つい「MTFや」って思ってしまうんですが、こんなわたしは、きっとダメ人間ですね。
で、パレード会場へ。向かう道中、やたらたくさんゲイ*1がいます。やっぱりたくさんいるんだなぁと再認識。到着すると、いきなりO辻さん。顔を隠したけど遅かったです。「なんで隠すねん!」とツッコミが飛んできました。
そのほか、まぁいろんな人があちらこちらから来ておられました。わたしって地味な人間だなぁと、あらためて感じました(笑)。
歩いていると、みんなほんとうにうれしそうなんですね。心の底から「よかったね!」という気持ちがわきあがってきます。
でもね、「みなさ〜ん、わたしはゲイで〜す!」って叫んでいる人を見て、ふと「あの人、日常もああやって叫んでいるんだろうか」と、いじわるな気持ちが起こってきました。
考えてみると、このパレードって、一種のカタルシスの場なわけですよね。だから「解放」される。でも、トランスの人間にとって、その手のカタルシスなんて日常イヤというほど味わっているし、逆にカタルシスのない瞬間がほしいわけです。だから、玖伊屋なんて、カタルシスの正反対の方向へ向かっていきます。ついでにいうと、わたしにしても、「24時間一人パレード状態」はあまりにしんどいので、わたしを知らない人達の中では「あぁ、埋没したい」とふと思ってしまったりもするわけです。
さらにいじわるな気持ちになってきたのは、あまりにも「整然」としていること。主催者側が「もっと端っこを歩いて」とか言うんです。いや、ポーズだけだったらいいんだけど、どうも本気で思っているらしい。でも、これ、デモでしょ?デモって、車線を占拠してなんぼでしょ?1車線は当然、2車線、3車線と占拠して、フランスデモをした時の解放感と、横からガンガン弾圧をしてくるジュラルミンの盾の恐怖とが同居するのがデモでしょ?そうそう、ジュラルミンの盾は一枚もありませんでしたorz。弾圧をするのは、主催者じゃなくて権力のはずなのに…。
あぁ、管理されたカタルシス
そうか、ここでこうやってガス抜きをすることで、あしたからまた従順な市民にもどっていくんだ。だとしたら、「24時間一人パレード」をやっぱりし続けないといけないのかな…。


そうそう、笑顔のひとつもなく、ひたすら歩道に向かってプラカードを見せているインターセックス(らしき)人の姿が印象的でした。自分の姿をさらすことで、ひたすらそこにいる(かもしれない)仲間に呼びかけておられました。

*1:らしき人