で、夜は玖伊屋

昨日の日記でも書きましたが、今日のお客さんの中にはベジタリアンの方がいらっしゃいます。こういう連絡があった時、「え〜」とめげてしまうタイプの人と「よっしゃぁ!」と萌えるタイプがあると思うんですが、わたしは後者のパターンです。ただ、野菜ものはつくるのに時間がかかります。さらに、本日のメインディッシュはサムゲタン。これまた時間がかかります。
てことで、今日はいつもよりもかなり早い6時過ぎには現場に入りました。で、まずはお着替え。つっても、スカートはいただけで、わずか30秒でできる女装ですけどね(笑)。で、買い出し。タイトのロングは歩きにくいわ。
買い出しのあとは、まずはサムゲタンづくり。ニンジン*1、ナツメ、ニンニク、栗、もち米をお腹の中に詰め込んで、串でお尻をふさいで、ダッチオーブンに水をドババと入れて、フタして火にかけたらおしまい。次に中身を見るのは4時間後ですわ。
続いてナムルづくり。ダシが使えないので、どちらかというと薄めの味にして、素材の味中心でいこうかな、と。もやし・ほうれん草・春菊・白ネギ・ぜんまいあたりをどんどん味つけしていきます。とくに、ほうれん草とぜんまいには今回はニンニクを混ぜ込むことにしました。ふだんはなかなか入れる機会がないのですが、やっぱ必要ですよ。
最後に、チヂミづくり。具はニラとにんじんとタマネギ。問題は、タネです。いろいろ考えた結果、味噌を入れてみることにしました。そしてもちろんニンニク。チヂミは焼き方も大事です。今回は、バーテンのchungがいたので、ヤツにまかせることにしました。で、焼いている場所に行ったら、えらいことになっていました。そういえば、ヤツは惜しげもなくごま油を使うんだった_| ̄|◯。もっとも、友達の在日の名言*2があるからなぁ…。でも、あの大量のごま油で揚がったチヂミはなかなかの味でした。でも、もう少し油を切らなくちゃね。
朝鮮料理ばっかりではなんですから、わさび菜の炒め煮とか、ゴボウとニンジンのきんぴらとか、菜の花のカラシ和えなんかもつくりました。
そんなこんなしているうちに、サムゲタンもできあがり。さすがに4時間炊くとトロトロになっています。できあがりは、玖伊屋のサイトの開催報告をご覧下さい。

*1:これがおととい買い込んだブツです。冷凍だったけど、一本300円!てか、お店の人に「いくらにしよ」と言われて「そんなんわかりますかいな」と答えると「300円でいい?」って言われたという(笑)。

*2:「イタリア人のオリーブオイル朝鮮人のごま油。ソウルフードです」