で、どうなったんだろう…

山にこもって今日で3日目。
わたしは宿泊をともなう場合、たいていのところで自分のことを話しています。その上で、性別がふたつにわけられている場面でのわたしの処遇について、いろんな話をしながら具体的な解決策を模索しています。
ところで、「たいてい」というふうに書いたのは、唯一、山ごもりの場所でだけはノンカム「男性(笑)」として生活をしていたからなんです。もう少し正確に言うならば、スタッフとして一緒に働いている人たちには一昨年ぐらいから話をしているのですが、オーナーには話をしていなかったんです*1。ところが、この間オーナーのところに電話をしたら、「テレビ、見たわよ」といきなり言われてしまいました。続いて「人間いろんなことがあるわよ」と、きわめて最小公倍数的な見解(笑)が出されて、一件落着となりました。
で、今回どのような変化があるかなぁと思っていたのですが…。
基本的には「男性」として認識をされています。あたりまえだな。でももちろん、変化したこともあります。
ひとつは、「おふろ、◯◯さん(♂)と一緒に入っておいで」と言われた時、「え〜」と言うと、「あ、そうか」と速攻了解。さらに、「あの、脱衣場にカギかけてもいいですか?」と聞くと、これまた「カギ?あ、そうか」と速攻了解。でもやっぱり、男性は男性みたいですね。
もうひとつ大きく変わったのは、オーナーの子ども(小2・♀)が、昨シーズンまでは「先生、男・女どっち?」としつこく聞いていたのが、今シーズンは「先生、女みたい…」と一言つぶやいただけだったことかなぁ。実は、この子がテレビに出ているわたしを発見したんですよね。なんでも、家族でテレビを見ながらチャンネルを流している最中に「あ、コーチだ!」と叫んだとか。
そうそう、忘れちゃいけないのが、オーナーの変化。

  1. 一昨年まで「なんだ、その髪の毛!切れよ!」
  2. 昨年「自分を印象づけるために、わざとやってるんだよ」
  3. 今年、なにもなし(笑)

なんとなく拍子抜けという気もしますが、でもまぁ、これだけ変化があれば御の字ですね。

*1:なにせ、過去に痛い経験をしていますので、これ以上山ごもりする場所を失いたくないという防衛反応が出てしまうんです。