突然けてーい

朝起きたら10時。コーヒーを飲んでテレビを見ながらダラダラ。パートナーはというと、薬局に行ったり犬の散歩に行ったり。で、2時頃に帰ってきて、いきなり「行かへんの?」と言います。
「へ?」
「いや、キャンプ行くって言ってたやんか」
「へ?」
そこから大あわてで準備の開始です。
上の子どもは干してあったシュラフたたみ。下の子どもは昼ご飯用のおにぎりづくり。パートナーは細々したものを用意して、わたしはメニューの作成と荷物の積み込み。
3時過ぎに準備が終了→スタートです。途中、買い出しをすませて、一路京都府中部の川沿いのキャンプ場へ。いやぁ、意外と近いものです。2時間ほどで着いてしまいました。
チェックインをすませて、みんなでテントを立てて、その間にパートナーは炭火おこし。上の子どもは飯ごうの水の調整なんかをしています。で、下の子どもは遊んでいます(笑)。わたしは…。さっそくビールです(笑)。
暗くなってきたところで、灯りの準備です。といっても、うちのキャンプではあまりあかりは使いません。焼肉の時は肉の焼け具合が問題になるので、網の上は照らさなきゃなりませんが、ふだんはハリケーンランプひとつです。トイレからの帰りに自分のサイトを見ると、ひときわ暗いところがそれとすぐわかります。もちろん、机とかイスなんかありません。ブルーシートにちゃぶ台です(笑)。
ご飯を食べ終わったら、なにもすることがありません。下の子どもが退屈をしはじめます。
「なにするの?」
「キャンプの夜はね、おしゃべりするの」
「それから?」
「音を聞くの。なんの音が聞こえる?」
「車」
「笑」
「あとね、空気を触るの」
「いつも触ってるよ」
「いつもとちょっと違うんだよ。自分からさわりにいくんだよ」
「ふぅ〜ん」
そんな会話に飽きたところで、上の子どもの登場です。なにやらふたりで口頭でダンジョンのゲームをやっています。ボスキャラとの対戦はじゃんけんだそうです。下の子どもの顔を見たら、すっかり冒険モードに入っています。なんちゅーやつらや(笑)。
わたしとパートナーはダラダラとおしゃべり。
キャンプの夜は静かに更けていきます。