痛い(笑)(雪と氷の世界2月版・2日目)

朝起きると筋肉痛です(笑)。
右肩が痛いのは当たり前として、お尻から腰からあちこちが痛い。原因はわかっています。コブです。毎年のことです。やっぱり普段使わない筋肉を使いますから、くるんですよね。
でも、この痛みが「コブをやったんだなぁ」という充実感につながります。
「いてて」と思いながら起きて、外へ出ると雪が降っています。やるな…。
今日の午前はレベルがバラバラの4人です。ひとりはある程度滑れるけど「基礎がしたい」という人。もうひとりは去年初心者で2時間だけスクールに入った人。あとの2人は昨日の小学生です。
さて、この4人をどう料理するかな。
学校で教科を教えるなら学力的に真ん中にあわせるとか上にあわせるとかできますが、スキー指導でそんなことをやった日には、一番下の生徒さんがえらいことになります。当然あわせるのは、一番技術的に下の人です。それでいてそれ以外の人を退屈させず「レッスンを受けてよかった」と思わせるのが、スタッフの仕事です。難しいけどね。
まぁ「滑走距離」という意味では不満が残ったかもしれませんが、技術的にはよかったんじゃないかな。←自己評価ですけどね。
昼休み。しんどい…。やはり寝不足&コブのダメージ&昨日からのプルーク攻撃ですね。
しんどい身体にムチを入れて午後のレッスン。
午後は午前の技術的に一番しんどい人ひとりだけ。こうなると気が楽です。生徒さんは、結婚で日本に来られたフィリピン人の若いお母さん。
いやぁ、おもしろい!すんごいポジティブな人なんですよね。
リフトから落ちそうになっても、きちんとそれを「ネタ」にしてくれます。リフトを降りる時も、いつも大騒ぎ。おかげさまで、リフトの係員の人にきっちり顔を覚えてもらいましたよ。
レッスンも、うまくいかなくても、常に「次」へ気持ちが向かいます。
たぶん、この人、上達が早いだろうなぁ。
リフト上でも、フィリピンと日本の学校の違いとか、子育ての違いとか、いろんな話ができました。う〜ん、もっとA久◯さんからフィリピンのことを聞いておけばよかったよ。
レッスンが終わったら、約1時間フリー。
今日の雪はグサグサ。当然ありとあらゆるところに小さなコブができます。それが、夕方の冷え込みで凍ります。こういう斜面はやっぱり難しい。だから燃えます(笑)。
なんだかんだと気持ちよく滑って、今回のスキーは終了。来月も来られるかな。
さぁ、あしたは卒業式だ。