新ネタ披露(GID学会3日目・その2)

で、カデル2.7へ移動。
今日は「いつきさんの話を聞く実行委員会」という謎のグループが主催したお座敷です。リクエストはひとつ。
「昨日と違う話」
です。
これ、難しいです。完全な新ネタです。何にしようかずいぶんと考えたんですが、自分の今まで出会ってきた人たちのことをゆっくりと紹介することにしました。
考えてみると、教員になってから、いや、教員になる前から、いろんな人と出会って、その人たちからいろんな影響を受けて、今のわたしがいるんだなぁと思います。そして、わたし自身もいろんな人との出会いでその人の「今」に影響を与えてきたのかもしれない。そんなことを振り返ってみたいと思ったのです。
と同時に、自分のやってきたこと、やっていることもまた紹介したいなぁと思いました。
ともすれば、実践者って、その生まれとか育ちに依拠しがちです。例えば、
「お前のしんどさ、オレもちょっとわかる。オレも貧乏な家に生まれてな」
みたいな。こういう時に、わたしなんてなにもしゃべることができません。でも、もしかしたら教員なんてわたしみたいな人が圧倒的多数なのかもしれないと、いつも思ってきました。なので、「誰にでもできる実践」をやりたいとずっと思ってきました。
でも、たぶん必要なものはあります。それは、「好奇心」と「忘れっぽさ」と「しつこさ」かな。そんなことを言いながら、そうとうフリーハンドで話をしてみました。
来られた方の半分ぐらいは昨日に引き続きの参加です。こんな出たとこ勝負の話によくぞつきあってくださると思いながら、みなさんに楽しんでもらわなくちゃと、珍しくがんばりました。はたしてウケるかなぁと思っていたのですが、それなりに笑いもとれて、よかったよかった。


話し終わってからのみなさんの感想やリアクションが、今までとはまったく違ったのはちょっと印象的でした。まぁ、またどこかで同じネタで話をする時が来るかもしれません。その時のために、このネタ、もうちょっと温めてみようかな。