で、シンポジウム

で、いよいよ奈良女子大学に行きます。
開始までまだ1時間弱あるからか、あまり人はいません。というか、えらい少ないです。大丈夫だろうか…。ところが、開会の1時直前になったあたりで、どんどん人が来はじめます。あっという間に広い教室がほぼ満席です。ざっと100人くらいでしょうか。なかには見知った顔もちらほらおられます。ひっぴぃさんがおられるのは、かなりなプレッシャーです(笑)。
まずはわたしの「お座敷芸」のスタートです。
今回のシンポジウムの趣旨は、セクシュアリティについての講演会というわけではなくて、わたしの「お座敷芸」をネタにして、その語り口の裏側にあるものを探ろうということです。なので、「いつものネタ」ではありながら、そこにできるだけ「雑談」を交えてみることにしました。まぁはじめはちょっと固めの雰囲気でしたが、徐々に雰囲気もほぐれてきて、そこそこ笑っていただけたので、よかったよかった。


休憩後、上野久美さんと岸政彦さんのミニ講演。それぞれ30分しかないのでたいへんだなぁと。
上野さんの話も「一見素」の感じがして、おもしろい。話の中に
障碍者なんて真面目にやってられへん」
というフレーズがあって、みなさん大爆笑。いや、たぶん笑うところじゃないはずなんですが、というか、ある意味めちゃくちゃしんどい話なわけですが、それを「笑い」に持っていくあたりが、「やっぱり関西やなぁ」という感じですね。
岸さんの話は一転して「社会学者」としての分析的な話です。
「いつきさん、講演の前に一生懸命プロレスの技の名前を検索していました。なんでそこまでネタをくらんとあかんねんと思うわけですが…」
みたいな話が出てきて、これまたみなさん大爆笑。いや、ネタは大切です。
岸さんの「笑い」をめぐる話はなかなか興味深かったのですが、なんかよく思い出せないので、また報告書を見せていただくことにしましょうか。


で、休憩後、シンポジウム。
「なぜああいう語りになるのか」
というあたりについて、ちょっと真面目にネタばらしをしてみました。