復活の糸口

昨日のダメージをかかえたまま新幹線に乗ります。すでに人間として終わっている気もしますが、しかたありません。
「こんなスケジュール組んだの誰だ…」
と思いながら、それって自分だからどうしようもありません。
昼に回転寿司でビールでも呑もうと思っていたのですが、とうてい無理なので、たまたまあった尾道ラーメンをすすりました。うまかったけど、ちょっとおなかにきつかった。
で、書かなきゃならない文章を構想しながら、しばし時間つぶし。で、主催者の方と合流して、しばしドライブです。いやぁ、岡山って、ほんとうに豊かな自然に恵まれているんですね。
「岡山の人がどこかのんびりしておられるのがなぜなのか、よくわかりました」
と言うと
「いやぁ、海もあって山もあった水もあるから、生きるために誰かと協力しないといけない状況にならないんですよ。だから、みんな自分のことしか考えていないというところもあるんです」
とのお答え。なるほど…。


で、会場に到着。しばらく話をしていたのですが、体調はもどりません。そりゃしゃーないです。でも、体調不良は体調不良で、それをネタにしたらマクラになります。
お座敷の開始早々
「昨日は1時まで河原で酒呑んでましてね…」
大切なのは「ありのまま」をしゃべることです(笑)。
岡山の皆さん、すごくまじめです。はじめはすごく固いというか緊張というかそういう雰囲気があったんですが、そのうち顔つきがどんどん変わっていきます。笑顔が会場全体に染み渡っていくと、あとはどんどん和やかな雰囲気になっていきます。話が終わる頃には、すごく柔らかいというか、グニャグニャというか、そんな感じになっていました。
「振り返り」の時間も終わって、みなさん感想を書いておられます。その中に、最初から最後までニコニコしながら前のめりになって聞き続けてくださった方がおられました。思わず、
「ありがとうございました」
とお礼を言いに行きました。
しばらくすると、
「実はうちの学校に」
なんていう人が来られたり、そんなことをしているうちに、それでもみなさん徐々に帰って行かれて、片付けがはじまります。と、ひとりこっちへ来られて
「ちょっと話をしたいと思って」
とおっしゃいます。んじゃ、とりあえず定番の問いを(笑)。
「呑みに行きます?」
「いいですよ」
へ?ということで、本日の呑み、決定です(笑)。