白梟@東之阪

実は、奈良に来たら行きたかったお好み焼き屋さんが何軒もあります。そのうちのひとつが東之阪のお好み焼き屋さんです。
実は前に東之阪には来ているのですが、その時はオーダーを少々ミスったという経験があって、絶対に地元の人たちが注文しているものを食べたいと思っていました。で、今日はまさにそのチャンスなわけです。ということで、N江さんと一緒にテクテク歩いて行きます。
で、東之阪に到着。まずは前に行ったお店に行きます。と、今日は閉店です。続いてダメ元で北山十八軒戸の隣にある三角屋さんに行きます。ここも閉店です。確かもう一軒会ったよなぁと歩いて行くと、ありましたありました。でも、しまっている感じです。ちょっと迷いましたが、ここで閉店だったら今日はお好みが食べられません。思い切って扉を開けて
「あの…」
と声をかけると、
「あ、いいですよ。ちょっと呼んできます」
とのこと。やがて店のおっちゃんが来てくれました。ここは比較的若いおっちゃんが焼いてくれる店みたいです。さて、オーダーです。と、壁の値札を見ると、安い!素玉が300円です。これをもとにトッピングを選んでいくのですが、基本的にはすべて100円です。てことで、シンプルなカス玉と、地元の人の定番メニューである「おでんトッピング」に挑戦です。今日はジャガイモとゴボ天とこんにゃくで攻めることにしました。もちろんカスは入ります。と、おっちゃんが
「ネギかキャベツかどっちがいい?」
と聞かれます。これはむずかしい。
「地元の人はどうされますの?」
と聞くと
「う〜ん、好き好きやなぁ」
とのお答え。ますます難しいです。結局シンプルなカス入りはネギで、おでんトッピングはキャベツでいくことにしました。
東之阪のお好みの最大の特徴は、おでんトッピングにもありますが、それよりもなによりも、生地が緩いところにあります。カップに入っている状態はゆるゆるです。

混ぜ系にもかかわらず、鉄板に生地を敷くと流れていきます。生地の緩さはべた焼き系に通じるところがあるのですが、それでも混ぜ系なんですね。ですから、完成したものはかなり大きく薄くなります。カスの方はこんな感じ。

おでんの方は、具をつぶして乗せます。

で、トッピング。

さて、片面がしっかり焼けてひっくり返します。おでんトッピングの方は盛りあがっています。期待でわくわくします。

「おでんをトッピングするのはここだけですよねぇ」
と言うと、
「そやなぁ。マチではやらんなぁ。ムラだけやなぁ」
とのお答え。すごくいい感じです。
「実は、ムラのお好みを食べ歩いているんです。東之阪は3軒ですよね」
「うん、そや」
「奈良のお好みやおいしそうで、とにかく楽しみにしているんです」
「そやけど、京都のもこんな感じやろ。オレは九条と四条にいたことがあるねん」
「あ〜、でも九条のはべた焼きですわ。やっぱりここのは独特です。ところで、ソースはどこのを使ってるんですか?」
「うちはブルドックやなぁ。でもブレンドしてる」
キター
「あれ?奈良は地ソースはないんですか?」
「ないなぁ」
こんな感じの会話を続けていると、やがて焼きあがりました。
まずはシンプルカス玉から。一口食べると、うまい!

すごく薄いのに、それでもサクフワです。なんでなんでしょうねぇ。続いておでんをトッピングしたものです。こちらはいろんな味が混ざって、これまたおいしいです。

そうそう、この店のカスは、丸カスを一度炒ってから使っているそうです。なので、味が濃厚に出ていて、それでいてさっぱりしています。個人的にはカスの油も好きなんですが、こうやって食べると、それはそれでおいしいものですね。
そしてこの店、なんといっても値段が安い!壁に貼ってあるメニューを見ると、素玉が300円です。
「中学帰りの子どもがふらりと寄って食べられる値段にしてるねん」
とのこと。あぁ、ほんとうに昔ながらのムラ中のお好みです。
てことで、恒例のdata

カス玉 400円
ビール 350円(キリン一番搾り350mlの缶)
スタイル 混ぜ系
その他 素玉は300円です。これにいろいろなものをトッピングします。カスは100円、おでんも100円。ティーズ(ママ)が150円。なぜかジンギスカンがあって、これは500円です。
独断的評価 ★★★★★(あの生地は謎です)

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