「授業改善」のかけ声

最近「特別支援教育」にかかわって「授業改善」を促されていたりします。で、今日はその授業研てことで、同僚の授業を見せてもらったのですが…。
まぁ「わかりやすい授業」っていうのは大切だとは思います。思いますが…。
なんか、授業を見ながら
「これって、結局家庭教師の延長をさせられているんとちゃうん?」
という気がしてきました。
1対1ならわかる授業ができる。2対1でもわかる授業ができる。3対1でもわかるができる。でも、たとえば4対1になった時にわからない子が出てくる。じゃぁ、もうひとり教員を増やせばいいと思うのですが、予算がない。だから教員を増やせない。てことで、教員のスキルアップをはかる。
こういう図式が、「授業改善」というかけ声の中から聞こえてくる気がします。
でも、「クラス授業」ってそういうものではないと、わたしは思います。40人だからこそできる授業をしたい。その中に、わかる子もいてわからない子もいて、その不均衡があるからこそ成立する授業こそが、家庭教師にはない世界なんだと、わたしは思っています。


まぁそんなことを考えながら、まだまだ道は遠いなと。