シャワーを浴びて髪の毛を乾かしていると、なにやら鳴っています。電話です。あ、来られたんだ。
てことで、あわてて服を着替えて合流。
向かったのは、小さな家庭料理の店です。
テーブルに並んでいるのは、イサキの煮付けとか、おからとか切り干しとか。ほんとうに家庭料理です。でもこれがおいしい!それにしても、煮付けを食べはじめると無口になりますね。なにせ、頭の部分なんで、どこがおいしいかわかるにしろ、それをせせるのが楽しい。耳は皆さんの話、指先には別の脳みそがある感じです。
で、皆さんの話がまたおもしろい。それぞれが「女性」をキーワードに長く活動をしてこられた方々です。一方、「生まれはソウル*1」みたいな方もおられて、植民地時代の支配者側からの目線について語られたり、長崎の炭鉱の街*2の話をされたりとか。
前に金沢に行った時もそうだったんですけど、
「なにもないですよ」
みたいな話があったとしても、少しずつ掘っていくと、すごいいろんな話が出てきます。それがおもしろい。
あぁ、こんな話、だれかまとめてくれないかなぁ…。
てなことを考えていると、あっという間にお開きの時間。今日は早めですが、あしたのこともあるから、ホテルでおとなしくしましょう。てか、心もおなかもいっぱいですよ…。

*1:当時は「京城

*2:「朝日」という街があったらしい。名前は朝鮮と日本から来ているとか