総括とか

今日は、先日の上映会の主催者のN江さんと呑み。まぁ「振り返り」です。
あの映画、よく「主演女優デビュー^^;;」とか言われますが、違います。あれ、「わたしを題材にしたカントクの映画」です。もちろん本当の主役はカントク自身です。ただ、わたしのことを知っている人にとっては、「そういう見方」をすることが難しいかもしれません。「わたし」という存在が、その見方を邪魔してしまう。
そういう意味で、京都での上映会は、もしかしたら難しかったのかもしれませんね。
トークは…。
よかったんじゃないですかねぇ。たしかに司会者がいた方がスムーズだったかもしれません。でも、ふたりでやったからこそ「たたみこむ」トークができた。予定調和で終わらなかったという気もしています。
実は、「撮影裏話」みたいなのをばらすのがトークだろうと、はじめのうちは思っていたのですが、たぶんちがうんでしょうね。「解題」みたいなものをやってみるのかな。いや、でもそれはほんとうは見た人それぞれが感じることか。でも、そこへの「ヒント」くらいは出したらいいのかもしれません。
なんしか、自分の中でもやもやしていたものをN江さんに話、N江さんの上映会への思いを聞いて、なんとなく一区切りついたかな。
あとは、互いに教員であること、そしてそれぞれの現場の違いみたいなものをグダグダ話。
結局、わたしは教員なんですね。ものごとの考え方は、すべてそこからスタートしている。
例えば、「ゼロか100か」ではものごとを考えない。あるいは「正しさ」ではものごとを考えない。「正しさの中に間違いはあり、間違いの中にも正しさはある」と考える。わたしの選択には間違いがたくさんあります。でも、その間違いの中にも正しさがあり、その「間違い」を選択しなくちゃ、その間違いの中の正しさを得られないとするならば、わたしは、あえてその「間違い」を選択することもある。そんな感じです。


てな話をベトナム料理の店で呑みながら、結局4時間半ほどしゃべったな。
おなかもいっぱい、ちょっと酔っ払って、いい感じです。