正当な当事者とは誰か

今日のおべんきょの担当者はわたし。選んだ題材は「正当な当事者とは誰か」というT田さんの文章です。
この文章、きちんと概念なんかを最初に解説してくださっていて、とてもていねいなつくりです。でも、ていねいさと中身のわかりやすさと、中身の深さは、またそれぞれ別です。
はじめて読んだ時には
「あるある〜(笑)」
とか思って読んでいたのですが、今回は発表ということもあって、もう少していねいに読みました。すると、とても興味深い。
なんというな、かつて理解したつもりだった内容が、かなり表面的なものだったことまわかるし、なにより分析の手法が恣意性を徹底的に排除したところで行われているのとなんかに気づけて、
「うーん」
とうなってしまいました。
いや、わたしの会話とか発言って、かなり薄っぺらだっていうことはわかってはいるのですが、で、たぶんみなさんそれに気づいてもおられるんでしょうが、それにしても、こうも突きつけられるとなぁ…(T_T)。
でも、そこに気づけることは、おそらく大切なことなんですね。いやぁ、おべんきょってするもんだなぁと、あらためて思いました。