またまた新ネタ→辺野古にタッチダウン→上映会

今回の沖縄は、今日の午前が本番です。なにせ、このために来たわけですから。ですから、昨日の夜「すぐ帰ってきてください」と言われるのはあたりまえです。
琉大に着いて、まず案内されたのが「開学の鐘」です。

ガスボンベを切って鐘にしたそうな。叩くとクワンクワンした音がしました。
で、研究室に向かうべく歩いていると、グワーという音。見上げると、F15トムキャットが2機編隊飛行をしています。野入さんもMりさんも、あたりまえの顔をしておられます。つまり、あたりまえってことですね。爆音はいつまでも続きます。これはアカンやろ…。
てことで、講義です。過去2回は「トランスネタ」だったのですが、今回は、この間に引き続き、またまた新ネタです。と言っても、この間とは違って、今回は「沖縄人権学習にとりくんで」というネタです。社会の教員でもないし、沖縄が専門でもない、というより、ほんとうは北海道好きのわたしが、なぜにそんなネタかというと、いうまでもなく沖縄人権学習の独自教材をつくったからです。しかも、その独自教材には沖縄の中高生が登場しているという。まぁ、そんな縁で「ナイチャーがつくった教材をウチナーに見てもらう」という、ある種無謀な試みです。
かなり緊張したけど、とにかくやるしかありません。人権教育研究会のレポートをするつもりで、ガンガン話をして、みなさんを煙に巻く作戦です(笑)。
てことで、30分ほど話をして、40分ほどのビデオを見せました。なかなか好評だったのは、きっとマブヤーのおかげです。だって、大学生のみなさん、まさにマブヤー世代ですからね。最終的に、けっこう反応もよかったのでホッとしました。


お座敷が終わったら、お昼ご飯。「うちなーイタリアンSOLA」というお店です。いやぁ、久しぶりに本格的なパスタを食べました。
ちなみに、コーヒーを持ってこられた方が「熱いので気をつけてください」と言われたので、その場では「はい」と答えたのですが、皿の片づけをしておられる最中に「ソーサー持って「熱っ」ていうネタを考えたのに」って言ったら、お皿がぷるぷる震えてたから、たぶんウケたな。


その後、いつもの通りゼミに乱入。今回は野入さんから「仕切ってね」とかムチャ振りされてどうしようかと思ったけど、なんとか無事終了。やはり、ゼミの仕切りは難しいです。あたりまえだけど。


で、名護に移動。今日は名桜大学で「coming out story」の上映会があります。名護に行く途中、せっかくだからと辺野古を通ってくださいました。

今はみんな高江のヘリパッド反対闘争に行ってるので、あまり人は多くありませんでしたが、「不屈館」に行った昨日の今日ですから、「ぐぉー…」という感じでした。


で、名桜大学へ。ここの平上さんという方と、たまたま3月のGID学会で出会って、それからのご縁でいろいろお世話になっています。
今日は、「語れない想いのBar♪」という、いろいろな想いを持っておられる方々が自分の話を交換する、セルフヘルプグループ的なイベントです。今日はそれの特別編ということで、普段の参加者にプラスして、いろんな人が来られたみたいです。ありがたい話です。
久しぶりに映画を見て、その後みんなでいろいろ感想を述べあったり、わたしからコメントしてみたり。あの映画、やはり、すごく「考えて」いるんですね。登場人物は、みんなすごく考えている人たちばかりです。それが「考える」ことの大切さを観た人に伝えるみたいです。だからこそ、終わってからのみなさんの感想が、見事にバラバラ。それは、それぞれの人の置かれた状況に依存するからこそのものなんでしょうね。


てことで、予定を30分ほどオーバーして終了。あとは打ちあげです。場所はBLUE TRIPというカフェです。いやぁ、ここ、いい!食事もおいしいし、飲み物もおいしい。そして、屋上にテラスもあります。暑いけど(笑)。
ここでさんざん呑んだり食べたりしゃべったりして、最後は平上さんのお家へ。
なぜかここで「沖縄人権学習ビデオ」上映会なんかをしてしまったり、なぜか「ルーツを見つめる」上映会をしてしまったりしたのですが、あまり遅くになるとヤバイです。そろそろ寝ましょう。2時だから。