研究会

午前は、奈良県立同和問題関係史料センターの吉田栄治郎さんの講演。
長い間「聞きたい」と思っていた人の講演だったので、すごく楽しみでした。で、結果。おもしろかったです。
これまでの解放運動や解放教育のあり方への率直な提言がいっぱい出てきました。でも、その背後に一貫してあるのは、「どうすれば部落解放が実現するのか」ということへの模索なんだと思います。
つい、表面上の事象をなぞりながら活動をしたり発言をしたりしがちです。これは自戒の念をこめて、そう思います。でも、根底に自分自身が何を持つのか。すべてをそこからスタートさせ、時としては時流に反することも自覚しながら「できること」を模索していくことが必要だなぁと感じさせられました。
それが、ある意味で新鮮だったのは、逆の意味でショックだったりしますけどね。