いつも同じ結論に…。

この間、ずっと落ち込んでいました。でも、ようやく復活の手がかりのありかがわかってきました。というより、「与えられた」というほうがいいのかも。
結局わたしは「コメンテーター」ではないんですね。もちろん、理論家でもないです。わたしができることは、格好よく書くならば、単純に「生きる」ということだけなんだと思います。あるいは、ギョーカイ*1の言葉で言うならば「生きざまで示す」ということでしょうか。もしもわたしが語ることができるとしたら、そういう中から出てきた、たとえば子どもたちの言葉を伝えること。そして、わたし自身の生活の中から出てきた言葉を話すことぐらいなんだと思います。けっして「どこかにある正しい答え」を語ることではないんだ、と。
で、これに気づかせてくださったのは、「辛口の意見」をくださった方々なんだと思います。正直、放送のあと、あっちこっちの感想を読ませていただきました。今回は本当に「辛口の意見」が多かったです。ほんとうに落ち込みました。でもみなさんがそれを、「ここ」に書かれなかったのは、おそらくはそう感じられた方々の「やさしさ」なんだろうなぁと思いました。
一時は「言い訳」を書こうと何回も思いました。でもやめました。それが言い訳でしかないことを、自分自身がわかっていたし、それが実は自分自身へ向けた「言い訳」であることもわかっていたからです。
もちろん「辛口」の意見だけではとうてい精神的に持ちません。「暖かい言葉」ももらいました。そんな言葉に救われました。だから、「辛口の意見」を読む力が与えられたんだと思います。
てことで、いろいろな人々に感謝感謝です。


わたしの先輩が、かつて教えてくれた言葉があります。「やさしさの中に厳しさを、厳しさの中にやさしさを」。教えてもらったはものの、なかなかそうはなれません。単に「厳しいだけ」、単に「甘いだけ」に、どうしてもなってしまいます。でも、その両方を持つことが、生徒ととことん話し込むことができるためにとても大切なことなんだと思います。と同時に、「やさしさの中にある厳しさ、厳しさの中にあるやさしさ」を感じとることができる生徒との関係をつくっていきたいです。


なにがなんだかよくまとまりませんが、とにかく、なんとなく復活しそうだな、と。

*1:どこのや…